白い悪魔
「皆さんようこそいらっしゃいました・・・・この場所は某が今まで遭遇した面白そうな食べ物を紹介するコーナー、食べ歩き日記のコーナーです」 「そんな取ってつけたようなコーナーはどうでもいい、それよりも俺はこの目の前に有る箱が気になるんだが・・」 「本とドクペの缶はサイズ参考のために置いてみました」 「もっと解りやすいもの置けよ・・・で、これは何?」 「お前の就職活動終了祝いに買った大福だ!感謝しろ!」 「宇都宮の町で見かけた奴か?気が利いてるな〜、何を隠そう大福は俺の好物だ」 「それではご開帳〜」 「・・・・なぁ・・・この白い塊は何だ?」 「大福(2100円)」 「俺が欲しかったのは1050円のもっとコンパクトな奴だ!!」 「ばっか!2100円の値札が俺に語りかけてたんだよ!!」 「幻聴だ!!」 「戯れにGを置いてみましたw」 「なんの救いにもならねぇ」 「ホッパーをデコレートしてみました」 「遊んでないでさっさと喰うぞ」 「へいへい、んじゃまずは某から・・・・」 「何気に美味い、餡子は甘すぎず、かといって味がしないわけでもないこの適度な加減・・」 「んじゃ次に俺も・・・・」 「うん、皮もしっかり作られてて、思った以上に伸びる、餡子とのバランスもいいな」 「ああ、伸びてどんどんでっかくなってるな・・最初と比べると明らかに伸びまくってる」 「・・・・言うな・・・・」 1時間後 「ようやく此処までか・・頑張ったな!俺達!」 「ああ、もう少しだ!!」 「めっちゃ胃がもたれてるがな・・・」 「気分悪くなってきた・・」 予想に反してさらに2時間後 「最後の一口・・・・もらうぞ!!」 「オツカレ!!」 「いや〜・・この世から俺の好きな物が一つ無くなりそう・・・」 「俺はもうすでに無くなったw」 ちなみに普通に美味しいので、お勧めはします・・多人数で食べるならw |